佐賀市・久留米市・鳥栖市・福岡市を中心に、一般電気設備工事を手がける株式会社LACです。私たちは、日々の暮らしに欠かせない電気を安全で快適にご利用いただくため、専門的な知識と技術で地域社会に貢献しています。
近年、光熱費の高騰や環境意識の高まりから、給湯器の見直しを検討されるご家庭が増えています。特に注目されているのが、少ないエネルギーで効率的にお湯を沸かす「エコキュート」です。
しかし、「エコキュートってよく聞くけど、どんな仕組みなの?」「設置費用はどれくらいかかる?」「うちは設置できるのかな?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、電気工事のプロフェッショナルである私たちが、エコキュートの基本的な仕組みから、佐賀・久留米エリアでの費用相場、失敗しないための選び方、そして活用できる補助金制度まで、専門家の視点から徹底的に解説します。

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エコキュートとは?基本的な仕組みとメリット・デメリット
エコキュートは、正式名称を「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」といいます。空気の熱を利用してお湯を沸かす、非常にエネルギー効率の高い給湯システムです。従来のガス給湯器や電気温水器とは異なり、環境にも家計にも優しい次世代の給湯器として普及が進んでいます。
ヒートポンプ技術で効率的にお湯を沸かす仕組み
エコキュートの心臓部といえるのが「ヒートポンプユニット」です。これはエアコンの室外機のような見た目をしており、空気中の熱を集める役割を担います。
1. 空気の熱を集める:ファンで取り込んだ外気の熱を、CO2(二酸化炭素)を冷媒として集めます。
2. 熱を圧縮して高温にする:集めた熱をコンプレッサー(圧縮機)で圧縮し、約90℃の高温にします。
3. 熱を水に伝えてお湯を作る:高温になった冷媒の熱を、貯湯タンク内の水に伝えてお湯を作ります。
4. お湯を貯めておく:作られたお湯は、断熱性の高い貯湯タンクに貯められ、必要な時にいつでも使えるようになります。
電気エネルギーは主にコンプレッサーを動かすために使われます。電気の力だけでお湯を沸かすのではなく、空気の熱という自然エネルギーを最大限に活用するため、投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを生み出すことが可能です。
エコキュート導入の4つのメリット
エコキュートを導入することで、多くのメリットが期待できます。特に、光熱費の削減と環境への貢献は大きな魅力です。
- 光熱費の大幅な削減:割安な夜間電力を利用してお湯を沸かすため、月々の給湯コストを大幅に抑えられます。オール電化住宅との相性も抜群です。
- 環境への優しさ:CO2冷媒の採用と高いエネルギー効率により、地球温暖化の原因となるCO2排出量を削減できます。
- 災害時の安心感:貯湯タンク内のお湯や水は、断水時に非常用の生活用水として利用できます。停電時でもお湯が使えるのは大きな安心材料です。
- 補助金の活用:国や自治体が設置を奨励しており、条件を満たせば補助金を受け取れる場合があります。これにより初期費用を軽減できます。
知っておくべき3つのデメリット
多くのメリットがある一方、導入前に知っておくべきデメリットも存在します。ご家庭の状況と照らし合わせて検討することが重要です。
【地域別】エコキュートの設置費用相場と内訳
エコキュートの導入を検討する上で最も気になるのが費用です。設置費用は「本体価格」と「標準工事費」で構成され、機種や工事内容によって変動します。佐賀・久留米エリアの一般的な相場観を把握しておきましょう。
本体価格と工事費用の内訳
エコキュートの設置費用は、一般的に40万円~70万円程度が相場とされています。この費用には、機器本体の価格と、設置に必要な各種工事費が含まれています。
<主な工事費用の内訳>
基礎工事:貯湯タンクを設置するためのコンクリート基礎(エコベース)を設置します。
配管工事:既存の給湯・給水管にエコキュートを接続します。
電気工事:エコキュート用の200V電源の配線や、分電盤の交換・増設、電力会社への申請手続きを行います。
既存給湯器の撤去・処分費:現在お使いのガス給湯器や電気温水器を取り外し、処分します。
これらは「標準工事」に含まれる内容ですが、設置場所の状況によっては追加工事が必要となり、費用が加算されるケースもあります。
家族構成別のタンク容量と費用目安
エコキュートは、家族の人数に合わせて適切なタンク容量を選ぶことが重要です。容量が小さいと湯切れを起こしやすくなり、大きすぎると無駄な電気代がかかってしまいます。
※上記の費用はあくまで目安であり、機種のグレードや工事内容によって変動します。
佐賀・久留米エリアで費用を抑えるポイント
佐賀県や福岡県久留米市周辺でエコキュートの設置費用を少しでも抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
複数の業者から見積もりを取る:必ず2~3社から相見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討しましょう。極端に安い見積もりは、必要な工事が含まれていなかったり、保証が不十分だったりする可能性があるため注意が必要です。
補助金制度を最大限に活用する:国や自治体の補助金制度を事前に調べ、申請することで、初期費用を大幅に軽減できます。
型落ちモデルを検討する:最新モデルにこだわらなければ、性能的に十分な型落ちモデルを安く購入できる場合があります。
信頼できる地元の専門業者に相談し、ご自身の家庭に最適なプランを提案してもらうことが、結果的にコストパフォーマンスの高い導入につながります。
失敗しない!エコキュートの選び方と設置場所のポイント
エコキュートは10年以上使うことになる高価な設備です。そのため、メーカーごとの特徴を理解し、ご家庭のライフスタイルや設置環境に合った製品を選ぶことが、導入後の満足度を大きく左右します。
主要メーカー(三菱・パナソニック・ダイキンなど)の特徴比較
国内のエコキュート市場は、主に三菱電機、パナソニック、ダイキン、コロナの4社が大きなシェアを占めています。それぞれに独自の強みや特徴的な機能があります。
設置場所の確認ポイントと注意点
エコキュートの設置には、一定のスペースといくつかの条件が必要です。契約前に必ず専門業者による現地調査を受け、設置可能かを確認しましょう。
- 十分な設置スペースがあるか?:貯湯タンクとヒートポンプユニットの両方が置けるか、寸法を確認します。メンテナンス用の作業スペースも考慮が必要です。
- 搬入経路は確保できるか?:特に大型の貯湯タンクを玄関や庭から設置場所まで運べるか、通路の幅を確認します。
- 基礎は安定しているか?:満水時には数百kgになる貯湯タンクを支えられる、頑丈なコンクリート基礎が必要です。
- 近隣への配慮はできているか?:ヒートポンプユニットの運転音が隣家の迷惑にならないよう、寝室の窓や換気口から離れた場所に設置します。
寒冷地仕様や塩害地仕様の必要性
お住まいの地域の気候特性に合わせて、適切な仕様の製品を選ぶことも重要です。
寒冷地仕様:冬季にマイナス10℃を下回るような地域では、凍結防止機能が強化された「寒冷地仕様」のモデルが必要です。佐賀県や福岡県の内陸部、山間部にお住まいの場合は、業者に相談することをおすすめします。
塩害地仕様:海に近い沿岸地域では、潮風によるサビや腐食を防ぐための「塩害地仕様」が必須です。佐賀県の唐津市や伊万里市、福岡市の沿岸部などにお住まいの方は、必ずこの仕様を選んでください。通常モデルを設置すると、メーカー保証の対象外となり、早期故障の原因となります。
活用必須!国や自治体のエコキュート補助金制度
エコキュートの設置には、国や地方自治体から補助金が交付される場合があります。高額な初期費用を軽減するために、これらの制度を積極的に活用しましょう。補助金は予算に上限があり、先着順で締め切られることが多いため、早めの情報収集が鍵となります。
【2024年版】国の「給湯省エネ2024事業」とは?
現在、国が主導しているのが「住宅省エネ2024キャンペーン」の一環である「給湯省エネ2024事業」です。これは、高い省エネ性能を持つ給湯器の導入を支援するもので、エコキュートも対象となっています。
補助額:基本額は8万円/台。さらに、特定の性能要件を満たす機種(A要件・B要件)には、最大13万円/台まで補助額が加算されます。
対象期間:2023年11月2日以降に着工したものが対象で、予算上限に達するまで継続されます。
申請方法:設置工事を行う事業者が申請手続きを代行するのが一般的です。
この制度を利用するには、対象製品として登録されているエコキュートを選ぶ必要があります。詳細は公式サイトや、私たちのような専門業者にご確認ください。
「参照:給湯省エネ2024事業」
佐賀県・久留米市の自治体補助金の確認方法
国の補助金に加えて、お住まいの市区町村が独自に補助金制度を設けている場合があります。これらの補助金は、国の制度と併用できるケースも多いです。
補助金の有無や内容は年度によって変わるため、最新の情報を確認することが重要です。
確認方法としては、お住まいの自治体の公式ウェブサイトで「住宅リフォーム 補助金」「省エネ設備 補助金」といったキーワードで検索するのが最も確実です。
例えば、「佐賀市 住宅リフォーム 補助金」や「久留米市 エコキュート 補助金」などで検索し、環境課や建築指導課のページを確認してみてください。
信頼できる電気工事会社の選び方
エコキュートは専門的な知識と技術を要する工事です。安全かつ長期的に安心して使用するためには、信頼できる業者選びが最も重要です。価格の安さだけで選ぶと、後々トラブルにつながる可能性もあります。
建設業許可や電気工事業登録の確認
エコキュートの設置には、電気工事と配管工事が伴います。これらの工事を適正に行うためには、国や都道府県からの許可・登録が必要です。
電気工事業登録:電気工事を行うために必須の登録です。無登録での工事は法律で禁止されています。
建設業許可(管工事業):配管工事に関連する許可です。
第一種・第二種電気工事士:実際に工事を行う作業者が保有すべき国家資格です。
これらの資格や許可は、業者のウェブサイトの会社概要ページや、見積書に記載されていることが多いです。信頼の証として、必ず確認しましょう。
見積書の内容を細かくチェック
複数の業者から見積もりを取った際は、総額だけでなく、その内訳を詳細に比較することが大切です。
<チェックポイント>
「工事一式」のように項目がまとめられていないか。
本体価格、基礎工事、電気工事、配管工事などの項目が明確に記載されているか。
既存給湯器の撤去・処分費用が含まれているか。
電力会社への申請費用は含まれているか。
追加工事が発生する可能性とその際の費用について説明があるか。
不明な点があれば遠慮なく質問し、丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
保証とアフターサポートの重要性
エコキュートは長期間使用する設備だからこそ、万が一の故障に備えた保証と、迅速に対応してくれるアフターサポート体制が不可欠です。
メーカー保証:通常1~2年の本体保証に加え、コンプレッサーなど重要部品には3~5年の保証が付くのが一般的です。
工事保証:業者独自の保証で、工事が原因で発生した不具合(水漏れなど)に対応するものです。保証期間は業者によって異なりますが、5~10年が目安です。
延長保証:有料でメーカー保証を5年、8年、10年と延長できる制度です。
地元に根ざし、何かあった時にすぐ駆けつけてくれる業者であれば、より一層安心して任せることができます。
エコキュート導入で快適な省エネ生活を
この記事では、エコキュートの仕組みから費用、選び方、そして信頼できる業者の見極め方までを解説しました。
エコキュートは、初期費用こそかかりますが、長期的に見れば光熱費の削減や環境貢献につながる、非常にメリットの大きい設備です。また、災害時の備えとしても心強い存在となります。
ご自身のライフスタイルやご家庭の状況に合った最適な一台を選ぶためには、専門家のアドバイスが欠かせません。
株式会社LACは、佐賀・久留米エリアの電気のエキスパートとして、確かな技術と知識でお客様一人ひとりに最適なご提案をいたします。エコキュートの導入に関するご相談は、ぜひ私たちにお任せください。







